白頭翁湯1 【来歴】『傷寒論』。 【組成】白頭翁9g黄柏12g黄連12g秦皮12g 【用法】上四味を水1.4Lにいれて400mlまで煮詰め、滓を除き、毎回200mlを1日2回、温く服用する。 【効能】清熱解毒、涼血止痢。 【主治】痢疾、熱毒深く血分に陷没し、腹痛、便下膿血、赤多白少、里急後重、肛門灼熱、口渇欲飲、舌紅苔黄、脈弦数。現在は細菌性痢疾、アメーバ腸炎に加えて、慢性非特異性潰瘍性結腸炎、鞭毛虫・滴虫による下痢、急性結腸炎など熱毒が血分に深く陥った症例に加減使用される。 【方論】本方において白頭翁は清熱解毒、涼血治痢を主としている。黄連、黄柏、秦皮は清熱燥湿、泻火解毒を補助としている。四味を合用することで、清熱止痢の効果を強める。 【実験研究】抗菌試験『四川中医』1986(8):封三、本方は志賀菌、福井菌、宋菌の痢疾桿菌に対して抑制作用がある。打孔法による抗菌試験では、四薬すべてに抗菌作用があり、特に黄連、秦皮が最も強く、黄柏次之、白頭翁が最も弱い。 |