二至丸2 【出典】『摂生衆妙方』巻二。 【組成】熟地黄90g(肥大で沈水するものが佳。酒と九度蒸し九度曝晒し、竹刀で砕く) 生地黄60g(肥大者。酒浸し、洗い乾燥後、竹刀で砕く) 菟絲子30g(酒浸一宿、煮て潰し、餅状にして乾燥し、末にする) 山茱萸(鮮紅者)180g(水に浸し、核を取り除き、純肉60gを取る) 肉苁蓉30g(表面の甲を刷いて中心の白膜を除去。無灰酒で一日浸し、酥で炙り、竹刀で砕く) 負亀版90g(酒浸一夜、酥で黄褐色に炙り、石器で粉砕) 人参30g(蒼黒く痩せた健壮な人には15g使用) 黄耆30g(皮を除き、微黄色で肉が自ら綿のように柔らかいものが最良) 黄柏90g(堅厚で鮮やかな黄色のもの。酒浸し、春・秋は一日半、夏は一日、冬は三日。使用時、褐色になるまで炒る) 牛膝30g(大きくて柔潤な者。酒浸一宿、洗って使用) 枸杞子30g(甘州産が佳) 破故紙30g(炒って黄くなるまで) 五味子30g(肥大者で佳) 白朮90g(油がないもの。麦麸炒) 白芍薬30g(酒浸一時間、皮を除き炒る) 当帰60g(大きなもので力強いもの。酒洗) 虎脛骨30g(酥で炒って黄色に) 杜仲30g(酒浸し、炒って糸を除く) 山薬30g(白く皮なし、手で粉にできるもの) 知母60g(肥大者。酒浸一宿、炒る) 陳皮30g(薄く陳年したもの。水に浸し、白い部分を除く) 白茯苓30g(皮・赤筋を除く) 【用法】上薬二十二味を末にし、煉蜜で丸め、梧桐子大とする。毎服80~100丸を、無灰酒または塩湯にて、いつでも服用する。 【功効】虚損を補い、腰膝を温め、筋骨を強化し、目を明るくする。 【主治】気血虚損。 ※注:本方における陳皮については、『医学入門』巻七では「丹皮」と記載されている。 |