二黄湯 【出典】『医学正伝』巻二 東垣方より引用。 【組成】黄芩(酒炒) 黄連(酒炒) 生甘草 各等分 【用法】上薬を細く切り、毎服9gを水150mlで煎じ、105mlまで煮詰める。温めてゆっくりと飲む。効果がない場合は、鼠粘子を適量用い、水で煎じ、芒消を同量加え、食後に少しずつ与える。効果がなければ、前薬のみを服用し、排泄が順調になるまで続ける。病邪が排出されれば停止する。 【功効】実火を泻し、熱毒を解する。 【主治】上焦の火盛り、頭面部の腫脹、目赤腫痛、心胸の煩熱、咽喉・口舌の火盛りおよび瘡毒などの症。 【加減】陽明経の渇きがある場合、石膏・乾葛を加える;少陽経の渇きがある場合、瓜蒌根を加える;陽明経の誘導薬として、升麻・芍薬・葛根・甘草を加える;太陽経の誘導薬として、甘草・荊芥・防風を加える;頭痛には酒芩を加える;身痛には羌活・桂枝・防風・芍薬を加える。 |