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調胃承気湯

調胃承気湯
【来歴】『傷寒論』。
【組成】大黄12g(皮を除き清酒で洗う) 甘草6g(炙) 芒硝15g
【用法】上三味を水600mlで煮る。大黄・甘草を先に煮て200mlになるまで煎じ、滓を除き、芒硝を加え、さらに弱火で沸騰させる。少しずつ温かく服用する。
【功効】熱結を緩やかに下す。
【主治】陽明病で腸胃燥熱。蒸蒸と発熱し、口渇便秘、腹部満ちて押され痛む、舌苔は正黄、脈は滑数;また腸胃熱盛で斑発、吐血・鼻血、口・歯・咽喉の腫脹痛、中消、瘡瘍などにも用いる。
【禁忌】虚寒性の便閉には使用しない。
【方論】本方の大黄は苦寒で、火を泻し結を通すため君薬とする。芒硝は咸寒で、堅いものを軟化し、燥を潤すため臣薬とする。甘草は甘く緩やかに中を和らし、気を補い胃を養い、大黄・芒硝の苦泄を緩め、薬力が徐々に下るよう助ける。燥熱が解け、胃気は自然に和らぐため、「調胃承気湯」と名づけられた。

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