白鳳膏 【来源】『修月魯般経後録』引『十薬神書』(『医方類聚』巻一五○収録)。 【组成】黒嘴白鴨1羽、大京棗1kg、参苓平胃散500g、陳煮酒1大瓶 【用法】まず鴨の脚を縛り、患者の飲酒量に応じて、その量だけ酒を器に注ぎ、燗してから、刀で鴨の首に切り込み、血を酒に滴らせて混ぜ、一気に飲む。次に鴨の毛を乾燥させて取り除き、脇下に孔を開け、内臓を取り出し、紙で乾かす。棗の核を除き、各々に参苓平胃散の末を詰め、麻布で縛り、鴨の腹に入れ、砂糖甕1個に鴨を入れ、四隅に炭火を燃やしてゆっくり焼き、1瓶の煮酒を3回に分けて加え、酒が乾くまで煮る。取り出して順次食べ、1羽全て消費する。 【功用】骨髄補い、津液生じ、血和し、気順ず。 【主治】一切労証、形体虚惫、咳嗽吐痰咯血、日晡潮熱、筋肉消瘦、気衰言微者。 【方論】本方所治労証は、肺腎陰虚、精血損傷、かつ元気極虚、脾胃不和所致。方中黒嘴白鴨を君薬とし、先に血を飲ませ、肺経に適うように潤補肺;その後肉を食すことで肺腎補い、精髓益し、骨蒸退き、虚痰化し、咳嗽止める。虚労で気衰言微となるのは、急に元気補い、脾胃益する必要があるため、人参、大棗、茯苓を臣薬とする。さらに平胃散を佐薬とし、消化導し、調和中を図り、鴨肉・人参・棗の補いが脂ぎらず、補中に消を含む義あり。 |