導水茯苓湯 【来歴】『普済方』巻一九一『徳生堂方』より引用。 【別名】茯苓導水揚(『医宗金鑑』巻五十四)。 【組成】沢瀉 赤茯苓 白朮 麦門冬(心を除く)各90g 紫蘇 木瓜 槟榔各30g 陳皮 砂仁 木香 大腹皮各22.5g 【用法】上薬を砕いて煎じる。毎服15gを水300mlに加え、灯心25本を添え、240mlまで煎じ、滓を除き、空腹時に服用する。病状が重い場合は毎服180gとし、さらに去心麦冬60g、灯心1把を加え、水2升を砂鍋に注ぎ、500mlまで煮詰め、再び小铫で200mlまで煎じる。五更に空腹時に服用;残滓も再煎じて服用する。連続3回服用すると、自然に小便が利出し、小便が清白色になるまで継続すれば、治癒とされる。 【功効】気を行い湿を化し、水を利して腫瘍を消す。 【主治】水腫。頭面部手足全身が爛瓜のように腫れ、指で押すとへこみ、離すとすぐ戻る。喘息満ち、倚坐して息ができない。体を転げられない、平臥できない。食事が入らない。小便が短く、排尿時痛みが鋭く、大便はほとんど出ない。出ても黒豆汁のような色である。 |