導気湯4 【来歴】『医方集解』。 【組成】川楝子12g 木香9g 茴香6g 吳茱萸3g(湯泡) 【用法】長流水で煎じ、服用する。 【功効】肝を疏し、気を理し、寒を散らし、痛みを止める。 【主治】寒疝の疼痛、または陰囊が冷えて硬く石のように固まり、あるいは睾丸に牽引痛を生じる。 【方論】本方は肝経の気滞と陰寒の凝結によって起る寒疝を治療する。川楝子は苦寒であり、肝に入り筋を舒緩し、小腸・膀胱の熱を小便を通じて下に導くため、この方の主薬となる。木香は諸気を昇降させ、三焦を通利し、肝を疏め脾を和らげる。茴香は腎・膀胱に入り、丹田を温め冷気を除く。吳茱萸は肝・腎の気分を走行させ、湿を燥らせ寒を除く。これら三味を合用することで肝気を宜しく通し、小便を利し、湿を燥らせ寒を除き、主薬と協力して肝を疏し気を理し、寒を散らし痛みを止める効果を発揮する。 |