大造丸 【出典】『本草綱目』巻五十二『諸征辨疑』より引用。 【組成】紫河車1具(男用女胎、女用男胎、初生者、米泔で洗い、新瓦で焙乾して粉にする。または塩酒で蒸熟し、捣晒して粉にする。気力尤も完全であり、火毒なし)敗龜版(年久者、童便で3日浸し、酥炙黄にし、または童便で浸し石上にて磨き清浄にし、蒸熟して晒し粉にする。尤も妙)60g、黄柏(皮を除き、塩酒で浸し炒る)45g、杜仲(皮を除き、酥炙)45g、牛膝(苗を除き、酒浸し晒す)36g、肥生地黄75g(砂仁18g、白茯苓60gを絹袋に入れて瓦罐に入れ、酒で七度煮る。茯苓・砂仁は使用せず、杵で地黄を膏状にする。使用の際はこれを使用)天門冬(心を除く)36g、麦門冬(心を除く)36g、人参(芦を除く)36g 【用法】上薬は鉄器を避ける。粉末にし、地黄膏と酒を加え、米糊で丸め、小豆大とする。毎服80~90丸を空腹時に塩湯で送る。冬月は酒で送る。 【功用】滋陰養血、補益肺腎。 【主治】虚損労傷、肺腎陰虚、精血不足、咳嗽少痰、潮熱盗汗、夜夢遺精、形体消瘦;老年気血衰少、精血不足、腰膝酸軟、歩履不便、小児発育不良、筋骨軟弱;および久病虚損、舌紅少苔、脈細数。 【加減】五月には五味子21gを加える。女人は龜版を除き、当帰60gを加え、乳で煮た糊で丸める。男子遺精、女子帯下には、牡蛎粉30gを加える。 |