胆石症 (一) 【弁証】肝胆の湿熱が鬱結し、中土に横逆する。 【治療法】胆を利し、石を排泄し、脾を補って痛みを止める。 【処方名】胆道排石湯。 【構成】柴胡9g、太子参15g、白芍15g、金钱草30g、郁金草12g、蒲黄6g、五霊脂6g、甘草3g。 【用法】水煎して服用。1日1剤、1日2回。 【出典】鄧鐵涛方。 (二) 【弁証】湿熱が内に蓄積し、長期間にわたり石となる。 【治療法】肝を疏し、気を理し、胆を利し、石を排泄する。 【処方名】利胆排石湯。 【構成】制大黄9g、枳実9g、虎杖15g、郁金15g、金钱草30g。 【用法】水煎して服用。1日1剤、1日2回。 【出典】姜春華方。 (三) 【弁証】肝気の鬱滞。 【治療法】肝を疏し、鬱を解き、気を理し、痛みを止める。 【処方名】舒肝利胆湯。 【構成】柴胡10g、枳実10g、青皮10g、陳皮10g、虎杖根30g、銀花30g、生大黄12g、金钱草30g、茵陳30g、郁金12g、川楝子12g、元胡10g、白芍12g。 【用法】水煎して服用。1日1剤、1日2回。 【出典】謝新健方。 (四) 【弁証】肝気の鬱結により、木が火に化する。 【治療法】肝を疏し、気を理し、熱を清め、滞りを化し、胆を利し、石を排泄する。 【処方名】清胆化石湯。 【構成】柴胡6g、鵝不食草15g、延胡6g、金钱草15g、金鈴子10g、黄芩9g、郁金6g、通草3g、蒲公英12g、北茵陳15g。 【用法】水煎して服用。1日1剤、1日2回。 【出典】翁恭方。 (五) 【弁証】肝胆の湿熱が蓄積する。 【治療法】肝を疏し、胆を利し、熱を除き、湿を除き、気を理し、血を調え、痛みを止め、結節を散らす。 【処方名】疏肝利胆湯。 【構成】柴胡10g、黄芩8g、海金砂15g、金钱草15g、鶏内金10g、川鬱金8g、炒金鈴子10g、白芍10g、炒枳実10g、赤茯苓15g、車前子10g。 【用法】水煎して服用。1日1剤、1日2回。 【出典】李培生方。 (六) 【弁証】肝気の鬱滞と湿熱の蓄積。 【治療法】肝を舒し、毒を解き、石を化す。 【処方名】舒肝解毒湯。 【構成】柴胡20g、青皮20g、陳皮20g、石斛20g、黄芩10g、三棱10g、白芍15g、連翹15g、金银花25g、蒲公英25g、金钱草25g。 【用法】水煎して服用。1日1剤、1日2回。 【出典】譚景祺方。 (七) 【弁証】肝気の鬱滞と湿熱の蓄積。 【治療法】熱を清め、肝を疏し、気を理し、腸を通す。 【処方名】胆道排石湯。 【構成】黄連6-12g、黄柏6-12g、黄芩6-12g、茵陳12-24g、郁金12g、金钱草30g、猫爪草9-24g、大黄5-20g、法夏12g、西党12g、木香6-12g、甘草6g。 【用法】水煎して服用。1日1剤、1日2回。 【出典】肖銀昌方。 (八) 【弁証】気鬱と湿阻。 【治療法】肝を疏し、鬱を解き、熱を清め、湿を利し、気機を調和する。 【処方名】胆石通消糖漿。 【構成】郁金15g、木香15g、黄芩15g、茵陳26g、川楝子9g、虎杖30g、玉米須20g。 【用法】木香を粗粉にし、有効成分を抽出する。残りの薬材を整理して混合し、2回煎じる。毎回、水面が薬材より上になるようにし、沸騰後20分(沸騰後の時間)煮て、濾過する。濾液を合わせ、静置して24時間沈殿させ、上澄み液を採取して一定量まで濃縮し、砂糖を加えて沸騰させて溶解させる。出料の5分前に防腐剤を加え、濾過する。濾液と木香抽出液を混ぜ、100mlずつ分装。食前15分に1回33mlを服用。1日3回。30日を1療程とする。療程終了後1週間休養し、次の療程へ移行。冷和平方。 【出典】冷和平方。 (九) 【弁証】肝胆の湿熱が蓄積し、腸胃に実熱がある。 【治療法】熱を清め、湿を化し、里を攻下し、胆を利し、石を排泄する。 【処方名】三黄排石湯加減。 【構成】黄芩15g、生大黄15g(後下)、山栀子15g、茵陳30g、金钱草50g、双花15g、郁金15g、木香10g、厚朴12g、芒硝10g(衝)。 【用法】水煎して服用。1日1剤、1日2回。 【出典】李世忠方。
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