慢性荨麻疹 (一) 【弁証】脾の健運が失われ、風邪にさらされ、肌膚に鬱滞する。 【治療法】脾を強化し、湿を除き、風を疏し、血を調える。 【方名】多皮飲。 【組成】地骨皮9g、五加皮9g、丹皮9g、大腹皮9g、木槿皮9g、桑白皮15g、白鮮皮15g、赤茯苓15g、冬瓜皮15g、扁豆皮15g、干姜皮6g。 【用法】水煎後服用。1日1回、1日2回服用。 【出典】趙炳南方。 (二) 【弁証】気血不足により衛外が固くなく、腠理が緩み、玄府が弱くなり、風邪が内侵し、肌膚が養われなくなる。 【治療法】辛く腠理を開き、血を調え、痒みを止める。 【方名】麻黄方。 【組成】麻黄3g、干姜皮3g、浮萍3g、杏仁4.5g、白鮮皮15g、丹参15g、陳皮9g、丹皮9g、僵蚕9g。 【用法】水煎後服用。1日1回、1日3回服用。 【出典】趙炳南方。 (三) 【弁証】脾虚に風が併存する。 【治療法】脾を強化し、湿を利し、風を除き、痒みを止める。 【方名】荨麻疹湯。 【組成】蒼術5g、白術30g、茯苓15g、荊芥15g、丹皮15g、防風9g、白蒺藜12g、僵虫10g、川芎9g、丹参15g、黄芩10g、龍骨15g。 【用法】水煎後服用。1日1回、1日3回服用。 【出典】屈舒信方。 (四) 【弁証】陰血不足により風が淫し、湿が遏せられ、邪気が血分に伏在し、不正な気によって誘発される。 【治療法】陰を養い、血を補い、血分を清浄にする主眼を置き、風を疏し、湿を利する補助を行う。 【方名】加減当帰飲。 【組成】当帰9g、白芍9g、生地15g、何首烏30g、川芎6g、白芨9g、地龍9g、路路通15g、地膚子12g、烏薬6g、荊芥6g、防風6g、甘草5g。 【用法】水煎後服用。1日1回、1日2回服用。 【出典】俞長栄方。 (五) 【弁証】入浴中に風に当たることで、邪気が経絡に侵入し、気血が阻塞し、風疹が長引く。 【治療法】風を疏し、熱を清め、血を活発にし、経絡を通す。 【方名】麻黄連翹小豆湯合胡煎方。 【組成】麻黄3g、連翹9g、赤小豆12g、胡麻仁30g、何首烏9g、苦参6g、石菖蒲6g、甘草4.5g。 【用法】水煎後服用。1日1回、1日2回服用。 【出典】何任方。
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