石楠葉茶 【出典】『現代実用中薬』 【成分】石楠葉10g、川芎3g、白芷・天麻各5g、女貞子6g。 【効能】風を除き、経絡を通じて痛みを鎮める。 【効能】①片頭痛、または眉間骨の痛み。左側、右側、あるいは歯や頬にまで痛みが広がり、時折発作する。緊張や情緒不安によって誘発または悪化するもの。神経性頭痛などに類似する。②高血圧性頭痛、めまいなど。 【製法】上記の薬材を5倍量に増量し、細かく砕いて混ぜ合わせる。毎日薬末30gを布袋に入れて保温瓶に入れ、適量の熱湯を注ぎ、ふたをして30分蒸らす。そのあと分けてお茶代わりに飲む。1日中に飲み切る。 【注意】脾臓・胃が虚寒な者は慎重に服用すること。 【補足】『現代実用中薬』では本方を「女性の神経性片頭痛」の治療に用いている。石楠葉は風を除き、経絡を通じ、腎を補う作用がある。『本草綱目』では「酒に浸して飲ませて頭風を治す」と記されている。『本草従新』では「風を除き、経絡を通じる。これが長所である」と評している。女貞子は肝・腎を補い、腰膝を強化する。『本草再新』では「経絡を通じ、血を調和する」と述べている。この薬品は、虚風による眩暈・頭痛に効果的な天麻、気を巡らせて鬱結を解消する川芎、眉間骨痛に対して顕著な効果を持つ白芷と組み合わせることで、風を除き、経絡を通じて痛みを鎮める効果を得る。薬理研究によれば、天麻・川芎・白芷はいずれも明確な鎮痛作用および鎮静作用を有する。また、天麻・川芎は降圧作用もあるため、本方は高血圧による頭痛にも一定の効果があると考えられる。<高血压>
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