小児夏季熱とは乳児・幼児に特有の疾患であり、「暑熱症」とも呼ばれる。主な症状は長期の発熱、口渇多飲、多尿、汗閉または少汗である。臨床では小児夏季熱に対する一般的な偏方・効験方は以下の通りである。[方一]玉竹、冰糖各500グラム。玉竹を洗い、薄切りにして水煎2回、煎液を合併し濃縮する。冰糖を砕き、一部の玉竹濃縮汁で溶かし、細羅(60~80目)でろ過し、雑質を除去。文火で加熱、沸騰させて30分、流膏状にする。1回20~30グラム、1日2~3回服用。本方は暑傷肺胃による小児夏季熱に適する。[方二]鮮荷葉1枚、鮮冬瓜500グラム、食塩少许。荷葉を洗い、砕き、冬瓜を洗い、薄切りにして水1000ミリリットルと一緒に入れて煮る。荷葉を棄て、塩で味を調え、1日1回、2回に分けて瓜を食べ、汁を飲む。本方は暑傷肺胃による小児夏季熱に適する。[方三]扁豆15グラム、赤小豆30グラム、懐山薬、木棉花各15グラム、薏苡仁30グラム、鮮荷葉半枚、灯心草少许。弱火でゆっくり煮、豆が柔らかくなるまで。本方は暑湿傷脾による小児夏季熱に適用できる。[方四]青蒿、薄荷葉、荷葉、藿香各300グラム、甘草90グラム。前4種を切碎し、文火で微炒し、甘草は別に粗塊にし、上記薬材と混ぜ、1~2号篩で漉し、1袋13グラムずつ分装。お湯で溶かし、1日2回1包ずつ服用。本方は暑湿傷脾による小児夏季熱に適する。[方五]蚕糸の殻、大棗各20個。煎じて茶代わりに飲む。本方は下虚上盛型の小児夏季熱に適する。[方六]羊耳菊10~29グラム、桑椹10~15グラム、黄芪6~15グラム、葛根、麦冬各6~10グラム。水煎して服用、1日1回、1日4回分。本方は気陰両傷による小児夏季熱に適し、唐冬秀方である。[方七]青蒿、黄芩各3グラム、銀花5グラム、扁豆花、竹葉、荷葉各3グラム、西瓜翠衣5グラム、絲瓜絡3グラム、益元散5グラム、鮮小青(爵床)、五葉蓮(蛇含)各10グラム。水煎して服用、1日1回、1日3回分。本方は張芝芳方であり、小児夏季高熱に適する。<夏季热>
|