小児夜啼とは、小児が日中は正常であるが、夜になると泣き叫ぶ、または毎夜一定時間に泣き出す状態を指す。以下は臨床で有効な民間療法。[方一]乾姜1~3g、高良姜3~5g、粳米2両。まず乾姜・高良姜を煎じ、汁をとり、滓を除いた後、粳米を加えて粥にする。脾虚寒により引き起こされる小児夜啼に効果的。[方二]花椒15g、乾姜30g、大葱1握。3種類を一緒に潰してペースト状にし、鍋を熱くし、3種類を炒めながら酒を注ぐ。炒り終えたらタオルで包み、温度が適切になるまで待つ。その状態で患児の腹部に熨敷。1晩1回。小児夜啼に効果的。[方三]蓮子心2g、生甘草3g。お湯で溶かし、1日数回。本方は心火亢進による小児夜啼に適する。[方四]黄連3g、乳汁100ml、食糖15g。黄連を水煎し、汁30mlを抽出し、乳汁に加えて食糖を混ぜる。小児心経熱により夜啼不安となる場合に適する。[方五]淡竹葉30g、北粳米50g、氷糖適量。淡竹葉を水煎して湯をとり、滓を除いた後、粳米と氷糖を加えて粥にする。朝夕1回ずつ、やや温かくして即座に飲む。心火亢進による夜啼に適する。[方六]鉤藤6g、乳汁100ml。鉤藤を水煎15分間、汁30mlを抽出し、乳汁に加えて薬乳を摂取。1回20~30ml。小児の驚嚇による夜啼に適する。[方七]蝉蜕9g、鶏内金15g。2種類を弱火で焙煎し、極細末にし、1回1g、1日3回。小児の夜驚夜啼に適する。[方八]葛根5g、蜂蜜適量。葛根を粉末にし、お湯で溶かし、蜂蜜を加えて飲む。小児夜啼に適し、小児の安眠を助ける。[方九]大茴香、小茴香、錦文大黄各10g、小麦粉60g。薬材を細末にし、小麦粉と水を加えて3個の小さなパンケーキを作成。へそ部分に外用し、上から熱湯(小児が耐えられる程度)をかける。1日朝・昼・夕3回、3個のパンケーキを交互に使用。3日連続。小児夜啼に適する。<夜啼>
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