遺尿は俗に「夜尿」と呼ばれ、眠っている間に意識せずに排尿が行われ、目覚めたときに初めて気づく病態を指す。主に5~15歳の子どもに多く見られ、5歳未満の場合は通常病的ではない。遺尿は深刻な疾患ではないものの、家庭生活に多くの不便をもたらし、患儿の心身の健康にも影響を与える。ここでは、比較的簡単かつ効果的な外治法を紹介する。 1.葱白7個を刻み、硫黄粉3gと合わせて糊状にし、へそに塗布。ガーゼで固定し、2日ごとに交換。通常5~6回で治癒する。 2.五倍子、肉桂を等量にし、細末にし、葱汁で均一に混ぜ、へそに塗布。ガーゼで固定し、2日ごとに交換。 3.五倍子、何首烏各3gを共に細末にし、酢で調合してへそに塗布。ガーゼで覆い、毎晩1回薬を交換。3~5回連続する。 4.生姜30gを泥状にし、炮附子6g、補骨脂12gを共に細末にし、膏状に混ぜ、へそに塗布。外からガーゼで覆い、テープで固定。5日ごとに薬を交換。2~9回で治癒する。 5.麻黄2分、益智仁1分、肉桂1分を共に細末にし、磁器またはガラス容器に保管し、空気漏れを防ぐ。1回3gをとり、少量の食用酢で餅状にし、足底に貼付。テープで固定。36時間後に取り外し、6~12時間の間隔を置いて再び同様の処置を行う。3回敷いた後は、週1回へそに薬を詰めるようにし、2回続けることで効果を維持する。 6.牡蛎6g、陳艾葉15g、百部9g、花椒6gを共に細末にし、布袋に入れて完成。また、公丁香10粒、八角3個、桂円核3個、益智仁10gを共に細末にし、布袋に入れる。作成した薬袋を患児の腹部に結ぶ。5~7日ごとに薬袋を交換し、完全に治癒するまで続ける。 7.川断、狗脊、女貞子各30g、党参、茯苓各20g、甘草5gを水煎し、足浴用に使用。先に蒸気を熏し、その後洗う。1回15~30分、毎晩1回、数晩連続して行う。<遺尿>
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