(1)無精子症:①関元、気海、命門、腎俞、足三里を選び、生姜を介して灸法を行い、鍼は補法を用いる。②腎俞、精宮(腎俞傍開1.5寸)、関元、足三里、血海を選び、隔日1回鍼灸を行う。1回の留針時間は30分。5分ごとに捻転1回。平補平瀉法を用い、腎俞、精宮、関元はそれぞれ20分間灸する。③命門と腎俞、腰陽関と三陰交を2組交替使用し、隔日1回。鍼法+灸法5壮を施す。 (2)少精子症:大赫、曲骨、三陰交、関元、または上髎、中髎、腎俞、命門を2組交替使用し、補法を行う。得気後、生姜を介した灸法を3壮施す。15日を1療程とし、生姜灸時に患者が陰部方向へ熱感を感じる場合はさらに効果的である。 (3)死精子および精子形態異常過多:気海、三陰交、または命門、地機を2組交替使用し、毎日1回鍼灸。1回15分間留針。留針中に1回鍼を操作。18回を1療程とする。 (4)精液粘稠および液化不良:気海、水道、左行間、右三陰交、または中極、陰陵泉、大溪を2組交替使用し、同一組を3回行う後に交換する。7~10回行い、その後再検査を行う。腹部の穴は平補平瀉法、四肢の穴は瀉法を用いる。いずれも15分間留針し、留針中に1回鍼を操作する。 いかなる精液異常によって引き起こされる不妊症においても、治療中は煙草・酒・茶・コーヒー・コーラなどの刺激物を控え、また薬物治療と併用することで効果が向上する。 <不妊症>
|