婦女人子宮下垂 婦女人子宮下垂とは、子宮が陰道口の外に脱出する状態を指す。主な病因は気虚下陷と胃虚不固により胞絡が損傷し、子宮を支える力が失われることである。 [方一] 蓮子250g、豚の腹1個、黄酒適量。蓮子を洗い、冷水で30分間浸す。豚の腹は冷水で内外を洗い、細塩で内壁を繰り返し擦り、再び冷水で洗浄する。腹を1か所切り開き、蓮子を腹腔内に詰め込み、糸で腹を縫い閉じる。腹の両端も糸でしっかり結ぶ。その後、砂鍋に豚の腹を入れ、冷水で覆う。強火で沸騰させ、黄酒2匙を加え、小火で3~4時間ゆっくり煮込む。水分が足りない場合は追加する。腹が柔らかくなるまで煮て火を消す。食べる際は腹を切開し、糸を解いて蓮子を取り出し、乾燥させて粉末にする。1日3回、1回1匙を水で飲み込む。蓮子は白砂糖と一緒にデザートとして食べてもよい。腹は醤油をつけて食事に添えたり、スライスしてスープに入れ、細塩半匙を加えて少し煮て、スープごと食べる。 本方は婦女人子宮軽度下垂で気虚の人に有効である。 [方二] 肥大した山羊を選ぶ。羊の耳先部を消毒後、数滴の血液を採取し、温水1杯で1回に溶かして服用する。1日1回、2回で治った例もある。 本方は気虚による子宮下垂に適している。 [方三] 新鮮な蓮葉5枚、黒棗250g、豚油・黄酒各適量。蓮葉を洗い、それぞれ10~12の小さな四角形に切り、準備する。黒棗を温水で30分間浸してから洗い、水気を切って、黄酒3匙を加えてよく混ぜ、湿らせる。次に、黒棗を蓮葉で包み、1枚ずつ1個ずつ包む。包む際に黒棗表面に薄く熟豚油を塗り、蓮葉をしっかりと包んで散らさないようにする。包んだ後、磁器の盆に入れて、強火で水蒸気を避けるように蓋をして2~3時間蒸す。その後、毎回数個を取り出して、飯の上に蒸して食べる。1日2回、1回4~6個。 本方は脾虚下陷による子宮下垂に日常的に効果的である。 [方四] 升麻15g、黒芝麻100g、豚の大腸1本(長さ30cm)、調味料適量。升麻と黒芝麻を洗った豚の大腸に詰め、両端を縛り、砂鍋に入れて、ネギ・生姜・塩・黄酒・水を適量加え、弱火で3時間煮込み、豚の大腸が柔らかくなるまで煮る。 本方は気虚による子宮下垂に適している。 [方五] 金桜根60g、雌鶏1羽(約500g)。鶏を殺して毛・頭・足・内臓を除き、洗浄。金桜根を洗い、刻んで鶏の腹内に詰め、米酒少々と適量の水を加え、容器にいれて水蒸気で煮て熟す。調味後、汁を飲んで鶏を食べる。 本方は腎虚による子宮下垂に適している。 [方六] 殻を剥いた新鮮な荔枝(核付き)・陳米酒各1000g。荔枝を酒に1週間浸けてから飲む。個人の酒量に応じて適量を飲み、1日2回(朝・晩)。 本方は腎虚による子宮下垂に適している。 [方七] 何首烏30g、500gの雌鶏1羽。鶏を殺して毛と腸管を除き、白ガーゼ2~3層で何首烏の粉(粉が漏れないように)を包んで鶏の腹内に納める。水を加えて鍋で煮、鶏肉が骨から離れるまで煮る。何首烏の粉を取り出し、塩・油・生姜・酒で調味して、汁を飲んで鶏を食べる。1日中に2回に分けて完食する。 本方は腎虚による婦女人子宮下垂に効果的である。<子宮下垂>
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