月経周期不順 月経周期不順とは、月経周期が7日以上前後する状態を指し、その原因は気血の調節失敗により血海の蓄え・溢れが異常になることにある。主に肝気鬱滞または腎気虚衰によるもので、肝鬱が主因である。以下は、月経周期不順の治療に用いられる秘方・効果的な処方である。 [方一] 小茴香、青皮各15g、黄酒250ml。上記薬材を洗浄し、酒に3日間浸す。毎回15~30mlを1日1回服用。 本方は肝鬱が原因の月経周期不順に適応する。 [方二] 鮮橘葉20g、蘇梗10g、紅糖15g。3種の薬材を保温カップに入れて蓋をし、熱湯を注ぎ15分間蒸らし、茶として飲む。 本方は月経周期不順で精神的に苦悶している場合に適応する。 [方三] 香附30g、当帰15g、白酒(または黄酒)250ml。香附と当帰を刻み、酒に3日間浸す。毎回15~30mlを1日2回服用。 本方は肝鬱が原因の月経周期不順に適応する。 [方四] 雪蓮花、党参各15g、峨参7g、薏苡仁500g、鶏1500g、調味料適量。上記3種を切って袋に入れ、布袋で口を縛る。鶏を洗浄し、薬袋と共に鍋に入れて水、生姜、ねぎを加え、強火で沸騰させた後、弱火で2~3時間煮込む。鶏を取り出し、小角に切り、碗に盛り、薏苡仁を煮て鶏肉の碗に加え、調味して混ぜ、適量を1日2回摂取する。 本方は腎虚が原因の月経周期不順に適応する。 [方五] 淮山薬240g、枸杞120g、鹿膠60g、胡桃肉240g、氷糖60g。鹿膠は蛤粉で炒り脆くし粉末にする。残りの4種を弱火で煮込み極めて柔らかくし、鹿膠粉を加えて混ぜ、杵で搗いて膏状にし、防腐して保存。1日3回、毎回30gを服用。 本方は腎虚が原因の月経周期不順に適応する。 [方六] 柴胡4.5g、当帰6g、白芍9g、熟地12g、淮山薬12g、菟絲子9g、女貞子15g、黒魯豆18g、杜仲、香附各9g、茯苓12g、郁金6g。水煎して服用。1日1剤、2回に分けて服用。 本方は福建省の名医・孫朗川氏の臨床経験処方であり、月経周期不順の治療に用いる。 <月経周期不順>
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