中医治療産褥感染は、依然として弁証論治を原則とし、食療法を併用して早期回復を目指す。内服湯薬:⑴邪毒侵襲型:清熱解毒、瘀血を化す。五味消毒飲(『医宗金鑑』)と生化湯(『傅青主女科』)を加減使用。処方:双花15g、蒲公英15g、野菊花15g、川芎9g、当帰24g、桃仁9g、赤芍9g、枳殻9g、炙甘草6g。下腹部痛が激しい場合は連翹15g、魚腥草10gを加え、清熱解毒力を強化する。大便が乾燥する場合は生大黄6gを加えて下剤作用を促す。⑵瘀熱互結型:清熱瀉下、瘀血を逐う。大黄牡丹皮湯(『金匱要略』)に加味する。処方:大黄12g、丹皮10g、桃仁10g、冬瓜仁30g、芒硝10g、連翹15g、敗醬草10g。高熱が退かない場合、心煩、口渇、飲む欲求がある場合は生石膏30g(先煎)、知母15gを加えて清熱保陰する。⑶熱入栄血型:清栄涼血。清栄湯(『温病条辨』)を使用。処方:犀角9g、生地黄15g、玄参9g、麦冬9g、竹葉心3g、丹参6g、黄連5g、銀花9g、連翹6g。神昏谵語や高熱が持続する場合は、安宮牛黄丸または紫雪丹を併用可能。食療法:処方①馬齒苋紅糖飲(『実用手男女病性病臨床ハンドブック』):馬齒苋30g、紅糖30g。馬齒苋を洗浄し水を沸かし、紅糖を加えて20分間煎じて飲用。本方は清熱涼血止血の効能を持つ。処方②桃仁蓮藕糖湯(『現代中西医婦科学』):桃仁10g、白蓮藕250g、紅糖適量。桃仁の皮・芽を取り除き、蓮藕を洗って薄切りにして鍋に入れて水で煮汁を作り、紅糖を加えて蓮藕を食べながら汁を飲む。本方は活血化瘀の作用を持つ。<中医治療>
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