月経量過少とは、月経周期は基本正常であるが、経血量が著しく減少し、点滴で終わるか、あるいは経期が2日未満に短縮され、経血量も少ない状態を指す。 本病の原因は虚実の両方があり、虚の場合は化源不足により血海が空虚になるか、固梢血衰減により血が満たされない。実の場合は瘀血内停や痰湿阻滞による経脈の瘀阻により血行が滞る。臨床上、月経量過少を治療するための民間療法・秘伝は以下の通りである。 [方一] 当帰9グラム、卵2個、紅糖50グラム。当帰を煎じ汁を取り出し、卵を割り入れて煮熟し、紅糖を加えて混ぜる。毎回経血終了後に1回食用。 本方は婦人血虚による月経量過少に適する。 [方二] 全当帰90グラム、川芎30グラム、白芍60グラム、生地黄120グラム、人参30グラム、炒白術90グラム、白茯苓60グラム、炙甘草45グラム、五加皮240グラム、小肥红枣・核桃肉各120グラム、糯米酒2000ミリリットル。上記薬材を薄切りにし、綿袋に入れて酒に浸し密封後、水浴加熱約1時間。その後土中に埋めて5日間保管し、取り出して11日間静置後ろ過して使用。每次温めて1~2小盅を飲む。1日2回。 本方は血虚による月経量過少に適する。 [方三] 山药80グラム、紫荆皮15グラム、大棗20枚。水煎して汁を取り、1日1回、長期服用。 本方は血虚による月経量過少に適する。 [方四] 黄芪100グラム、人参50グラム、当帰80グラム、大棗20枚、紅糖100グラム。前3種の薬材に水を加えて3回煮出し、汁を濃縮して500ミリリットルにする。大棗を弱火で煮爛し、汁と棗泥を取り出し、薬汁に加えて白糖で膏状に仕上げる。お湯で溶かして、每次20ミリリットル、1日3回服用。 本方は腎虚による月経量過少に適する。 [方五] 羊腿肉1000グラム、枸杞子50グラム、調味料適量。羊肉を整塊で沸騰したお湯で透かし、冷水で血沫を洗い流す。鍋で油を熱し、羊肉と生姜片を炒め、調味酒を投入して香りを立てる。その後枸杞子を加え、清湯(2000ミリリットル)、塩、葱を加えて沸騰させ、浮き沫を除き、弱火で1~1.5時間ほど煮詰める。羊肉が柔らかくなったら葱・生姜を取り除き、味精を加える。 本方は腎虚による月経量過少に適する。 [方六] 当帰、益母草各30グラム、川芎、桃仁、甘草、丹皮各10グラム、炮姜5グラム、白蜜75ミリリットル。 前7種の薬材に水500ミリリットルを加え、300ミリリットルまで煮詰め、滓を除き、白蜜を加えて膏状に仕上げる。每次30ミリリットル、1日3回服用。 本方は血瘀による月経量過少に適する。 [方七] 牛膝20グラム、猪蹄250グラム。猪蹄を処理して切り分け、牛膝とともに鍋に入れ、適量の水で煮熟(米酒50ミリリットルを加えるとより良い)。熱いうちに食べる。 本方は瘀血停滞による月経量過少に適する。 [方八] 砂仁20グラム、発酵麵3000グラム、白糖1100グラム、熟豚油1000グラム、ソーダ20グラム。砂仁を灰・殻を取り除き、洗って乾燥させて粉末にし、白糖・砂仁末・ソーダ粉を発酵麵に加えて何度もこね、数分放置後再度こねる。長円条に成形し、80個の生地に分け、板に並べて熟豚油を刷り、蒸籠で旺火で沸騰したお湯で10分蒸す。 本方は痰湿による月経量過少に適する。 [方九] 地梢枝、棉花根各30グラム、茄子根20グラム、蓮蓬30グラム、鶏1羽。上記薬材と鶏を一緒に煮る。1日1回、7日連続服用。 本方は月経量過少の治療に用いる。 [方十] 小血藤30グラム、大血藤、連錢草、水菖蒲各20グラム。上記薬材を煎じ湯として、1日3回服用。 本方は月経量過少の治療に用いる。 <月経量過少>
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